むし歯治療で2歳女児死亡記事について
こんにちは!
ふじもと歯科診療所です。
福岡県の小児歯科でむし歯治療後に
2歳の女児が死亡するという悲しい事件がありました。
詳しい内容はわからないので、
事件に対するコメントは避けますが、
ふじもと歯科診療所では小児患者が非常に多いので
日頃の対応について少し書いてみようと思います。
◇子供の歯科麻酔について
お子さんの歯科麻酔については
歯医者の受診が初めての子も多くいたりで
麻酔の経験がないというケースが多くあります。
その場合、ごく稀に起こる副作用ですが、
アレルギーには注意が必要です。
今までに麻酔の経験がある場合は
異常がなかったのであれば大丈夫ですが、
全くの初めての場合は十分に問診をし、
時間をかけて麻酔を行います。
幸い今までの歯科医師経験で遭遇したことはありませんが、
適切な対応に関しては十分習得しています。
そのほかに起こりうる副作用として、
恐怖心や緊張、痛みからくるめまいや
過換気症候群などがあります。
これらはその日の体調にもよりますが、
診療所ではなるべくリラックスして怖くならないようにし、
痛みを与えないよう配慮しています。
表面麻酔を使用し、十分時間をかけて
麻酔を行うことによりほとんど痛みを感じません。
万が一のためにも、血圧モニター、酸素マスク、
AEDも完備しておりますので
安心して治療を受けていただけます。
◇子供の歯科受診について
近年予防歯科の普及により、定期検診や
フッ素塗布を希望して来院される方が
非常に多くなりました。
以前は「むし歯があって痛い」
「子供の歯がグラグラして抜けそう」などなど
症状が出ている状態で受診される方がほとんどでした。
小さいお子さんの治療において、
私たちが最も気をつけている点は
歯医者を嫌いなところにしないことです。
この点だけは最重要としています。
受診していただけなければ、
口を開けてもらえなければ治療はできません。
まずは「歯医者は怖いところじゃないんだよ」と
理解してもらうところからはじめます。
そういった理由から理解力、コミュニケーションがとれる
3歳くらいまでは基本的に応急処置と
お母さんへの生活習慣指導がメインになります。
押さえつけての治療などは安全面の確保ができない、
将来、歯医者嫌いにつながるかもしれないので
当診療所ではおこなっておりません。
その必要性がある場合は大学病院などをご紹介しています。
3歳未満のお子さんで痛みがある場合、
外傷は別として、むし歯の場合は応急処置を行い
痛みを取り除きます。
むし歯ができるには原因があります。
そのことをご両親に説明し、食事のこと、歯磨きのことなど
生活の中でむし歯予防が行えるように
サポートしていきながら、経過観察を行います。
経過観察については後日ブログで詳しくお話しする予定です。
3歳を過ぎるとお話ができるようになります。
しっかりコミュニケーションが取れるので
お子さん本人と話します。
写真を見ながら自分の口の中の状態を一緒に確認します。
むし歯のこと、歯磨きのこと、むし歯の治療の仕方、
器具のことなど一つ一つ説明します。
ほとんどのお子さんは泣かずに治療できるようになります。
なかには時間のかかる場合もありますが、
ここは気長にみていきます。
時間がかかることを嫌がられることもありますが
子供たちのことを最優先して考えている結果です。
むし歯や痛みでお子さんのつらい顔を見るのは
親御さんもつらいと思います。
私たちもつらいです。
なんとかしてあげたいと心から思います。
むし歯は予防することができる病気です。
むし歯ができてしまうことをしょうがないと
あきらめずに予防しましょう。
今回のニュースで歯科治療に
不安を抱いている親御さんが多くいると思います。
そんな治療に対する不安や
ほかにもレントゲン撮影や麻酔、フッ素のことなど
いろいろあると思います。
詳しく説明しますので遠慮せずにどんどんご質問ください。
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